コネーホのフットボール現在地&レイソリスタ -15ページ目

嘉人、セサル、怪我、怪我……

 大久保の右ひざは、予想以上に重傷だった。当初は打撲で全治10日間と言われた。しかし、実際には骨折を伴っていたことが判明した。前日19日、負傷した個所の痛みが引かないために、午後の練習をキャンセル。ペリカスチームドクターとの話し合いで「ひざの皿」にあたる膝蓋骨の端が欠けていることが明らかになった。そして20日、首都マドリードにあるスポーツ医学で有名なルベール病院がレントゲン鑑定をした。
 程度としては決して重いものではなく、23日のRマドリード戦には痛み止めを打って出場する可能性もある。抜糸を終えた。

 負傷当初の検査では内出血があったために、レントゲンに骨折が映らなかった。腫れが引いた後、17日のレントゲン検査で異常がみられて骨折が判明した。
 本人は意欲的だが、Rマドリード戦出場となるとギャンブルになる。診断によると、ひざの内部には微細な骨のかけらが残っているという。それが内出血を再発させる恐れもあり、痛みが悪化した場合は手術でかけらを取り除く可能性もある。関係者によると「皿は割れているが、本当に小さいかけら。(半月板など)致命的な個所ではない。手術しても簡単なものになる」と話した。

 この怪我の原因を作ったセサルは、16日の対レアル・マドリッド戦でフィーゴにタックルを受け、前十字靭帯の断裂が確認され全治には6ヶ月か、それ以上かかるとの診断を受けた。この件に関してフィーゴはセサルに対して謝罪したという。


 非常に残念なことだ。華々しいデビューを飾った大久保もそうだが、セサルに至っては半年間サッカーを奪われるということを思うと、関係のない俺まで辛くなってくる。
 俺は職業でサッカーをやっていなくても、怪我で半年もフットサルが出来なくなったら、たぶん泣いてしまうかもしれない。

 二人とも、そして現在怪我で治療中の全てのサッカー選手に、一日も早い復帰ができること心から願う。

第19節 結果&順位表

【第19節試合結果】
レバンテ 2-4 ビジャレアル

バルセロナ 1-0 レアル・ソシエダ

アルバセーテ 0-0 ラシン・サンタンデール

マラガ 1-0 セビリア

ヘタフェ 1-1 アトレティコ・マドリッド

レアル・マドリッド 3-1 サラゴサ

ベティス 2-0 マジョルカ

デポルティーボ 1-1 ヌマンシア

アスレティック・ビルバオ 1-1 エスパニョール

オサスナ 0-0 バレンシア



【順位表】(第19節終了時点)

〈1〉バルセロナ  勝点45(14勝3分2敗)

〈2〉レアル・マドリッド  勝点38(12勝2分5敗)

〈3〉バレンシア  勝点36(10勝6分3敗)

〈4〉エスパニョール  勝点34(10勝4分5敗)

〈5〉セビリア  勝点32(9勝5分5敗)

〈6〉ベティス  勝点30(8勝6分5敗)

〈7〉ビジャレアル  勝点28(7勝7分5敗)

〈8〉オサスナ  勝点28(8勝4分7敗)

〈9〉アスレティック・ビルバオ  勝点26(7勝5分7敗)

〈10〉アトレティコ・マドリッド  勝点26(7勝5分7敗)

〈11〉サラゴサ  勝点25(7勝4分8敗)

〈12〉デポルティーボ  勝点24(5勝9分5敗)

〈13〉レアル・ソシエダ  勝点22(6勝4分9敗)

〈14〉レバンテ  勝点21(6勝3分10敗)

〈15〉ヘタフェ  勝点20(5勝5分9敗)

〈16〉アルバセーテ  勝点20(4勝8分7敗)

〈17〉ラシン・サンタンデール  勝点20(5勝5分9敗)

〈18〉マラガ  勝点18(5勝3分11敗)

〈19〉マジョルカ  勝点14(3勝5分11敗)

〈20〉ヌマンシア  勝点14(3勝5分11敗)


※上位4チームはチャンピオンズリーグ、5・6位はUEFAカップへの出場権を得る
※下位3チームは2部へ自動降格


 2位から10位くらいまでは、チャンピオンズリーグ、UEFAカップ出場権争いが熾烈ですね。
 バルサが不調とはいえ、レアルは追いつけるでしょうか? バルサの補強と、レアル加入が決まったグラベセン次第!?

ナカマ

 今年最初のフットサルの練習……の前に、チームのメンバーで新年会をやりました!
 メンバーの一人の実家が経営してるインド料理屋さんで、とっても美味しい料理の数々をいただきました! 中でも驚いたのが、天ぷら! 日本のそれとよく似ているけれど、味付けやカレーソースやカレーじゃないソース(?)をつけたりするところはインド流。
 もちろん、タンドリーチキンやマトンカレーやナンも美味しかった!

 それにしても、うちのチームの人達は個性豊かで、つまらない人は誰一人いません。ウザイけどね!
 ただ、俺とKが二人で始めた、フットサルチームがこんなに楽しい仲間になったのは何か嬉しい。あとはフットサルが上手くなりさえすれば…。
 みんな、今年も頑張って練習して、ビギナーリーグ優勝目指して頑張ろうね!

また、ハズレ……



 W杯2006ドイツ アジア最終予選 日本VS北朝鮮 のチケット抽選。

 また、ハズレた………

 もう、一生代表(A)戦は観れないんじゃないかと思ってしまう(正規の方法では)。
 ネットオークションや、金券ショップなどでは、定価¥8,000円のチケットが¥40,000位まで高騰! 買えるかってーのー!!

 というわけで、家で大人しくTV観戦します。
 大黒くんも追加召集され、ヒデ復活の噂もチラホラ……。

 シンジ、シュンスケ、ドラゴンと怪我人は絶えませんが、絶対勝って下さい!
 そして、まんまとチケットゲットした方々も、頑張って応援して下さい!
 中途半端な応援はいりません! そんなんなら、俺にチケットよこせ!

 ………というわけで、朝5時起き練習だかなんだかしらないが、北朝鮮にはホームで圧勝と、勝手に予想します。

 VAMOS! NIPPON!


レイソルの移籍状況



 柏レイソルの移籍状況。やたらと放出が多いなぁ…。


●FC東京→李 忠成(19歳、FW)

【経歴】
 FC東京U-18→ 2004年・FC東京
 *2001年~2003年 東京都選抜
 *2001年
 第25回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会優勝
 高円宮杯第12回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会準優勝
 第9回Jユースカップ準優勝
 *2003年 JFAプリンスリーグU-18関東2003 優秀選手

【コメント】
「まだ試合に出場した事はありませんが、試合に出て結果を出し柏レイソルの勝利に貢献したいと思います。ご声援よろしくお願いします 」


●横浜F・マリノス→安永聡太郎(28歳、FW)
【経歴】
 清水商業高校→ 横浜マリノス→ レリダ(スペイン2部)→ 横浜マリノス→ 清水エスパルス→ 横浜F・マリノス→ ラシン クラブ デ フェロール(スペイン2
 部)→ 横浜F・マリノス
 J1リーグ通算157試合出場20得点

【コメント】
「自分の持っている力をグランドで発揮し、レイソルを優勝させることができるよう、精一杯頑張ります」


●クレーベル・サンタナ・ロウレイロ(23歳、MF)移籍加入


●ヴィッセル神戸→土屋征夫選手(30歳、DF)完全移籍加入


【経歴】
 インテルナシオナル(ブラジル)→ バフェットス(ブラジル)→ ヴェルディ川崎→ 99年・ヴィッセル神戸
 J1リーグ通算172試合出場9得点

【コメント】
「今回、レイソルから非常に熱心なお誘いをいただき、心を動かされ移籍を決めました。レイソルには高い技術を持つ選手が多く、昨年のような結果に終わるチームではないと思います。自分が入ることでいい刺激を与え、チームを引っ張っていけるように頑張ります。応援よろしくお願いいたします」


●ゼ ホベルト(24歳、MF)→ヴィトーリア(ブラジル)期限付移籍

●永井俊太(22歳、MF)→水戸ホーリーホック 期限付移籍期間延長
 契約期間は、2005年2月1日から2006年1月31日



●矢野 哲也(20歳、DF)、広庭 輝選手(19歳、MF)→愛媛FC 期限付移籍
 契約期間はともに2005年2月1日から2006年1月31日



●小峯隆幸(30歳、DF)→徳島ヴォルティス 移籍


●加藤 望(35歳、MF)→湘南ベルマーレ 移籍


●中井 昇吾(20歳、MF)→水戸ホーリーホック 期限付移籍



 あとは練習生がトップにあがったくらいかなぁ? もっと補強して欲しい…はっきりとしたビジョンを持って…。

モリエンテス移籍金の使い道!?



 モリエンテスのリバプール移籍の記事↓で、少し触れたグラベセンのレアル移籍について記事をコピペしておきます。




 サッカー・スペインリーグの強豪レアル・マドリードが、イングランド・プレミアリーグ、エバートンのデンマーク人MFトーマス・グラベセン(28=写真)獲得を狙っていると報じられている。報道によると、レアル・マドリードはグラベセン獲得に400万ユーロ(約5億5000万円)を投じる方針だという。エバートンのモイエス監督はグラベセンを手放したくない意向だが、グラベセンの代理人シバベク氏はマドリードからBBC放送に対し「私はレアルと交渉するためにマドリードに来ている。レアルはグラベセンに強い関心を示している。移籍はエバートンの決断次第だ」と述べた。

 エバートンとの契約は今年6月で切れるが、同氏は「レアルは今すぐにグラベセンを欲しいようだ」とも述べた。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)やACミラン(イタリア)もグラベセンに食指を動かしていると報じられている。同氏は、これを認めながらも「今はレアルとだけ交渉する」と語った。レアルはモリエンテスをリバプール(イングランド)に移籍させたばかりで、この移籍金をグラベセン獲得に使うようだ。

 モイエス監督は12日、クラブのサイトを通じて「グラベセンに関してどこのクラブからも接触はない。彼はエバートンでのプレーを楽しんでいるし、我々も彼に残ってもらいたいと思っている」と語った。〔AFP=時事〕



ポルティージョがかえって来るという噂もあるが………。結局、モリエンテスの二の舞いに……。

モリエンテス、リバプールへ



 レアル・マドリッドで、ずーーっと干されていたFWフェルナンド・モリエンテスが、リバプールへ移籍することが正式に決定した。おめでとう!

 移籍金は、なんと900万ユーロ(12億6000万円)!、契約期間は4年半。現在現在リバプールはプレミアリーグ5位、モリエンテスの加入でどこまでいけるのか。
 
 そして、この高額な移籍金で、レアル・マドリッドはエバートンのデンマーク代表MFトマス・グラベセンの獲得に乗り出したらしい。移籍金は300万ユーロ(4億2000万円)なのだが、まだ大分余っている金の使い道はどうするのだろう?
 
 さらに、フィオレンティーナにレンタル移籍中の、FWポルティージョが復帰する可能性も高まってきている。

 DFも補強したほうがいいんじゃ……

 記者会見でのモリエンテスのコメント、
「長い間、懸命に考えてきた結果で、安易な決定ではない」

「8年間にわたり、私にほとんどすべてのものを与えてくれたこのチームには、感謝の言葉しかない。このチームのカラーを身に着け、ともに数々のタイトルを取ったことを誇りに思う」


第18節 結果&順位表

【第18節試合結果】
バレンシア 2-1 レバンテ

ビジャレアル 3-0 バルセロナ

レアル・ソシエダ 0-2 アルバセーテ

ラシン・サンタンデール 2-1 マラガ

セビリア 0-0 ヘタフェ

アトレティコ・マドリッド 0-3 レアル・マドリッド

サラゴサ 1-0 ベティス

マジョルカ 2-2 デポルティーボ

ヌマンシア 1-1 アスレティック・ビルバオ

エスパニョール 4-1 オサスナ

 バルセロナがビジャレアルに惨敗したのには驚き。やはり選手は疲れている。補強が必要だということを露呈した形になったね。それにしても、バルセロナを追い出されたリケルメは、ビジャレアルに来てからキレキレだなぁ。背中のネームも『ROMAN』になって、生まれ変わったのか? そう言えば、同じくバルサから追い出されたサビオラもモナコで大活躍中。このアルゼンチンコンビが一緒にプレーするところを見たいなぁ。


【順位表】(第18節終了時点・1月11日現在)

〈1〉バルセロナ  勝点42(13勝3分2敗)

〈2〉レアル・マドリッド  勝点35(11勝2分5敗)

〈3〉バレンシア  勝点35(10勝5分3敗)

〈4〉エスパニョール  勝点33(10勝3分5敗)

〈5〉セビリア  勝点32(9勝5分4敗)

〈6〉ベティス  勝点27(7勝6分5敗)

〈7〉オサスナ  勝点27(8勝3分7敗)

〈8〉ビジャレアル  勝点25(6勝7分5敗)

〈9〉アスレティック・ビルバオ  勝点25(7勝4分7敗)

〈10〉アトレティコ・マドリッド  勝点25(7勝4分7敗)

〈11〉サラゴサ  勝点25(7勝4分7敗)

〈12〉デポルティーボ  勝点23(5勝8分5敗)

〈13〉レアル・ソシエダ  勝点22(6勝4分8敗)

〈14〉レバンテ  勝点21(6勝3分9敗)

〈15〉ヘタフェ  勝点19(5勝4分9敗)

〈16〉アルバセーテ  勝点19(4勝7分7敗)

〈17〉ラシン・サンタンデール  勝点19(5勝4分9敗)

〈18〉マラガ  勝点15(4勝3分11敗)

〈19〉マジョルカ  勝点14(3勝5分10敗)

〈20〉ヌマンシア  勝点13(3勝4分11敗)


※上位4チームはチャンピオンズリーグ、5・6位はUEFAカップへの出場権を得る
※下位3チームは2部へ自動降格

 レアルがバルサに迫って来た。監督交代、今度こそ成功?

大久保、全治10日…



 先日、鮮やかにデビュー戦を飾ったマジョルカの大久保嘉人だが、その試合中にデポルのセサルのスパイクの洗礼を受けた怪我が、思っていたよりも重症であった。

 傷自体は2針縫ってすんだが、強い打撲もあったらしく、全治10日との診断を受けた次節第19節のベティス戦は欠場することになってしまった。

 サポーターや監督の信頼を得ただけに非常に残念だが、治療に専念して近い内に(というか、第20節で!)もう一度ゴールを我々に見せて欲しいと思う。


大久保嘉人 鮮烈Debut!

 第18節
マジョルカ VS デポルティーボ・ラコルーニャ
      
    2    -    2

得点
57分:ルイス=ガルシア  50分:ルヶ
65分:大久保嘉人     62分:ルヶ



 過去、スペイン1部リーグでプレイした日本人は2人いたが、大成しなかった。城と西沢。
 城は怪我に泣き、西沢は最後までチームに溶け込むことができなかった…。

 しかし、この日「この男はちょっと違うぞ…」と感じたスペイン人は少なくなかっただろう。

 大久保は試合開始直後から緊張した様子はなく、まるで、もう何年もマジョルカでプレーしているかのような落ち着きを見せていた。
 そしてファーストタッチで相手のスパイクがヒザを直撃。なんと2針縫うほどのスパイク穴が空いたそうだ。それをホッチキス(!)で留め、バンテージを巻いてピッチに復帰する。そこから、かえって動きが良くなる。左サイドからアーリークロスをルイス=ガルシアがトラップ。“決定的!”と思えた瞬間、オフサイドの判定。

 前半は、どちらも決定機をあまり作れないまま、折り返す。

 そして後半、先取点をとったのがデポルティーボのルケ。今まであまり攻撃に顔を出していなかったルヶだが、中央をドリブル突破すると、ゴールに背を向けているディエゴ=トリスタンへパス、そのまますかさず、トリスタンがヒールで後ろに流し、ルヶがかなり得意ではない右足でゴール左スミに流し込みゴール!
 このマジョルカ出身の2人の連係は素晴らしかったが、マジョルカサポーターは裏切り者に対してブーイングを休めることはしなかった。

 しかし、その後マジョルカの救世主は反撃に出た。
 チームがスクランブル用として大久保を右サイドに配置した練習を行っていたらしいが、その右サイドに開いた大久保は絶妙なクロスを上げ、それをルイス=ガルシアが余裕のヘッドで押し込み、同点!

 エスタディオ・ソン・モッシュは、救世主を称え沸き立つ。設置されているビジョンモニターにも、「初アシスト」の文字が表示される。大久保は一気にサポーターの心を掴んだ様だ。その後は大久保がボールを持つ度に、サポーター達は歓声を送っていた。

 しかし、彼はFW。サポーターの心を鷲掴みにするには、得点が、ゴールが最も手っ取り早く効果的だ。
 
 その矢先、マジョルカはルヶに2点目を決められてしまう。

「この男もマジョルカを救えないのか?」サポーターが少し大人しくなりだした、その時救世主は再びマジョルカ島に光を注いだ!
 コルテースの右からのクロスがあがる、DF2人とGKに囲まれ斜め後ろに流れながらの難しいヘディングで見事ゴール!

 スタジアムには「ヨシト(アナウンス)、オークボーッ(サポーター)!」の声が響き渡った。

 その後も大久保は何度もチャンスを作るが、結局試合は2対2のドロー。勝利こそ逃したが、勝点1をチームにもたらした。

 マジョルカのクーペル監督は、大久保のほかにバレンシアから獲得したデ=ロス=サントスも移籍後すぐに投入し、彼も中盤で効いていた。

 そして、高原のプレーするドイツ、ハンブルガーSVからFWロメオを獲得しているが、この大久保のスペインデビュー戦をどう見ていただろうか。
 もっと、彼の持ち味の裏へ出るスピードやドリブル突破などをチームとして生かせれば、この日本人FWのスタメンの地位は揺るぎないものになるに違いないと信じている。

 頑張れ大久保!