日本代表がGL突破する為に | コネーホのフットボール現在地&レイソリスタ

日本代表がGL突破する為に

 先制から、しかも終了間際に逆転される。

 そう、去年の柏レイソルの試合で、何度も見せられた負けパターン。

 日本代表は考えられる最悪のパターンでオーストラリアに敗北を喫した。
 退屈なヒディングのサッカーに、まんまとやられたわけだ。

 さて、終わってしまったことをいつまでも言っていても仕方がない。どーやったら、GL突破できるのか?

 世の中は、「日本のW杯は終わった」などと、悲観的なムードで一杯だが? 果たしてそこまで悲観するものなのか?
 (だから、試合以外の番組は観ないようにしている)

 確かに、内容的にも最低だったが、まだあと2戦残っているのである。
 クロアチアに勝てれば、まだ望みはある。ブラジルがオーストラリアに勝ち、クロアチアがオーストラリアに勝てば(この2つは可能性高いでしょ?)1勝1敗で3チームが並ぶことになる。
 まあ、要はクロアチアに勝てということだ。日本は1度クロアチアに勝ったことはある。このデータは親善試合で、あまり参考にならないデータだが、絶対に勝てない試合なんてない。

 ただし、オーストラリア戦のようなサッカーをしていたらダメ。
 俺はこう思う。

 攻撃的に。

 強烈にストロングポイントがあるチームに対して、守ったら負けるよ。
 CL04-05予選のミラン×バルセロナ。1点先制を守り切ろうとドン引きのミラン、1-1にされてからも引き分けでもいいとさらにドン引き。結果ロナウジーニョにやられた。
 引きこもって守ることの難しさは、過去の特に最近のサッカーの試合をみれば一目瞭然。
 J2は引いてカウンターというサッカーをしてくるところが多いが、レイソルは、そんな時でも逆転勝ちを収めている。

 守備も攻撃的に。

 一見矛盾しているかも知れないが、石崎監督の言葉をかりるとしたら、
「守備は守る為ではなく、次の攻撃に移る為にボールを奪うことだ」
 先の試合の日本代表にそれが見られたか? もちろん、放り込みに対してどうしても下がってしまうというのはあるけれど、ほぼ毎回ビドゥカにボールを触らせていてはダメだ、その前でボールを奪いカウンターに繋げられる、最高の状態でボールを奪えなければいけない。

 戦術は、だいぶ変わるとしても、1戦目負けているチームは、もっと攻めにいかなければならないだろうと思う。

 攻めて勝て! NIPPON!

 玉田。お前の出番だ! 決めて来い!