J2へ…柏レイソル | コネーホのフットボール現在地&レイソリスタ

J2へ…柏レイソル

最後の方は、もう観ているのが辛いだけだった。
 頭の中には、来年の事がチラホラして、隣りのオバサンが目頭を押さえているのを見ていたら、俺も泣きそうになった。

 でも、泣くのは嬉し泣きにしようと思ってたから、必死に「レッツゴー柏」を歌い続けた。

 試合後、甲府の選手、サポーター、スタッフたちが昇格を喜ぶ姿を見つめていた。
 それとは対照的なレイソルの選手たち、サポーターたち。
 日立台から、なかなか帰ることができず、暫く残っていたけれど、ゴール裏の人に
「今日はここに残っていても、早野さんは出てこないし、スポンサーの心象が悪くなって、何もプラスになることはない。俺たちが必ずフロントと話す場を作るから、今日はみんな帰ってくれ。」
と、説得されてスタジアムを後にした。
 友人と一緒だったので、明るく振る舞っていたけれど、本当は悔しくて情けなくて仕方がなかった。
 家に帰って、家族と話しをしたら、急に涙が溢れて止まらなかった。

 フロントへの不満もあるけれど、今はそのことについて書く気力がないので、別の機会にします。
 絶対に1年で、J1に戻ろう。
今度は、喜びの涙で頬を濡らして、笑っていられるように。