入れ替えま戦 第一戦 考察 | コネーホのフットボール現在地&レイソリスタ

入れ替えま戦 第一戦 考察

 10日の日立台で2点差以上つけて勝てば、残留。という厳しい条件となった。

 昨日の試合はテレビでも観ていないので、内容は観た人にお任せするとして、試合後の各コメント(抜粋)より考察。

●ラモスコーチ
『もう下を向くな、もっと前を向いていかなきゃいけないと言った。

最後の方は、バカみたいに攻めて得点を狙うよりも、失点の方が怖かった。正直、ここで攻めて失点すると第二戦がキツくなる。

僕が今回コーチになってチームを見て、戦わないヤツはやっぱりダメだ。
とにかく走って相手を必死で追いかけて、ボールを奪ってカウンターで攻めていく。一生懸命にそういうプレーをする選手が私は好きだ。

第二戦は怖がらず、勇気を持って、今日の2倍強い気持ちで戦わなければならない。』


 彼らしい発言だが、間違ったことは言っていない気がする。気になったのは失点を恐れたというコメント。早野監督の途中から3トップにした采配と対称的なのは………? ラモスは別の方法を考えていたのかもね。ただ、監督に進言したかは謎。


●早野監督
『甲府にセカンドボールを拾われて、ラインが下がってしまい、攻め込まれた。そのため、押し上げる事ができず、反対に相手のリズムにしてしまった。

こっちがボールを持っても判断が遅く3、4秒かんがえてしまった。3、4秒考えてしまうということは、上手くサッカーができるわけがない。とにかく選手の足が止まっていた。

苦しいけど第二戦は運動量を増やすしかない。』


 運動量を増やすのは良いけど、判断の遅れはどう解決するの? レイソルは、先日の東京Vのようにあまりプレスを素早くしかけてこない相手には強いが、必死こいて前からプレッシャーをかけてくるチームに弱い。ポゼッションサッカーではなく、ただの遅攻になってしまう。
 本当はここが監督の腕の見せどころだと思うよ。 ボールポゼッションよりも、しっかりとした守備から相手の隙をついて攻撃する方法がよいのか!? また、90分同じスタイルでサッカーをしていたらダメ。あらかじめのプランで、ペース配分をしなくてはいけないし、局面局面で監督が最善の判断をくださなくてはいけないだろうと思う。
 でも、いちサポが思い付くことを、早野監督が考えていないわけわないだろう………と、信じたい。


●ヤザー選手
『今日は完全に相手のペースに飲まれてしまった。思ったより向こうが良かった。去年はうまくいきすぎていた。その分、余裕をもってしまった。

ただ、今日の試合でパスをしっかり回せば崩せることがわかった。それを次に活かしたい。』


●大谷選手
『相手は上下に激しく動いて、仕掛けてきた。でも、それは最初からわかっていたし、後半に運動量が落ちると言われていたので、その通り落ちてきたところから主導権を握れた。でも、本来は前半から相手が万全の状態でも主導権が握れなければいけない。だから、こういうスコアになったんだと思う。』


 ヤザー、油断大敵。パスを回せれば…か。回すことができなかったから負けたんじゃないのかな? 違うの? どうすれば、自分達のサッカーができるか?という主旨であれば、まぁ、そうなんだろうけど、勝つ為の事を考えて欲しい。
 大谷の言葉は、冷静にチームがどうだったか分析していると思う。

 とにかく、選手達にはがんばれ! と応援するしかない。

 明神はこの日、スタンドで観ていたらしい。『ミスが多かった。』とコメント。また、『雰囲気にのまれた』とも言っていた。

 この明神の言葉でハッとさせられた。
 そう、こっちが向こうに行くのも初めてだったが、向こうも日立台の独特の雰囲気を知らない。ある情報だと、甲府サポは応援がちっとも聞こえなかったらしいし。
 ここは俺達サポーターも必死こいて、甲府の選手達を飲み込んじまおうぜ! それしか、できないし。 
 10日は、ゴール裏も、ALもMLもARもMRも、真ん中の人達も、できる限り太陽の勇者達に力を与えてやって欲しい!

 精一杯やろう! もう、それしかないんだ…。