チョコレート
チョコレートって、なんだか色々考えさせられる食べ物だなぁ、と思う。
昔、チョコレートの原料であるカカオを生産している人間たちは、チョコレートを食べたことがないと聞いたことがあるけど、ホントかな?
だとしたら、貧乏人に作らせた金持ちのための食べ物なのかな? 今でも、外国の少し貧しい国のチョコレートは、普段日本で食べているチョコレートとは違って、どこか素朴で懐かしい味がする。アメリカからの輸入品は別として。
でも、そういえばアメリカのチョコレートはおいしくないな……。とにかく濃厚な味はせずに、淡泊な、とても贅沢とは言えない味がする。
別にチョコレートなんか食べなくたって死にゃあしない。ニッポンジンなら、米と魚と大豆と野菜さえ食ってれば、栄養は十分だ。
だのに、だのになぜ?
一度覚えてしまった味は忘れることはできない。売れてしまえば、作るしかない。もっと儲けたい。安い賃金で労働者を搾取しよう。
それでも、オイラはチョコレートをたべつづけるだろう。口さみしいから。バレンタインで貰ったから。血糖値が上がるから。
ちっぽけな理由でチョコレートを食べ続ける。
なんだかマクドナルドやコーラも似たようなもんだな……。
アメリカ!!!?